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cesio*cosmio

期間限定、オトメイト作品中心のモエ吐き出し所。

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ついノベログ②

ツイッターで書いた小話ログ。
薄桜鬼・土千とSSL設定の斎千です。

土千

**


桜の花がひらひらと舞い落ちてくる。
私はその花びらを掌中に収めようと掌を掲げるが、もう少しという所で桜は風に乗って零れていった。幾度が試すものの桜はまるで私から逃げるようにその身を舞わせる。何度めかの挑戦で漸く手の平に舞い降りた桜に顔を綻ばせると、隣から小さく笑う声が響いた。
「歳三さん?」
何かおかしな事でも、と首を傾げると彼は秀麗な顔に笑みを浮かべたまま話す。
「真剣な顔して花びら捕まえようとして、捕えた途端嬉しそうに笑って。まるで小さいガキみたいだな」
その言葉に思わず頬を膨らませる。
「…だって、私にとって桜は歳三さんと近いものだから。掌から零れて行くとまるで歳三さんが離れて行くみたいで…だから、ちゃんと捕まえられて、ほっとして」 ガキみたいだなんて失礼だと言外に込めてぽそぽそと話す。横でそんな風に思われていたのかと思うと自分の行動が恥ずかしい。確かにちょっと子供っぽい行動だったかもしれないけど。散る桜は美しいが掌から零れて行く様はいつかの別れを連想させるようで胸に苦しい。私の言葉に歳三さんは苦笑するとそっと頭を抱き寄せた。
「安心しろ。俺はお前の傍から離れていったりはしねぇから」
その声の優しさと込められた思いに泣きそうになるのを堪えて、私は「はい」と頷いて、笑顔で彼を振り仰いだ。



***



ツイッターログその② 薄桜鬼SSL設定の斎千。
会話文縛りの「執事」「王女」「ニュース」を交えて3ツィート以内のお題。

**

「落ち着いたか?」
「はい…すみません、中々涙が止まらなくて」
「それだけ感動したということだろう。クライマックスには俺も心動かされた」
「ニュースで絶賛されていたのも頷けますね。王女と執事の許されない恋…最後は悲しい結末だったけどすごく面白かったです」
「ああ、役者の演技も良かったな」
「はい!特に、執事役の役者さん…立ち居振舞いが本当に綺麗で、格好良かったですね」
「……」
「斎藤さん?」
「いや…雪村は、ああいうのが良いのだな」
「?…はい、素敵だなって思いました」
「…そうか」
「どうかしましたか?」
「い、いや、何でもない」
「…?あ、あの、今日は無理言って付き合って下さって有難うございました」
「いや、折角当たった招待券を無駄にするのも勿体ないしな…礼を言う必要はない。俺も充分楽しんだ」
「だったら良かったです。退屈だったらどうしようって心配してたので」
「…その」
「はい?」
「また、機会があれば…一緒に観に行かないか」
「…はい!」

***

まだ付き合ってない、両片思いな二人。わかりづらいけど千鶴が映画のペア招待券が当たったから二人で観に行ってるって設定。でした。(言わないとわかりづらい…)
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